オカメインコに限らず、鳥は病気を隠す生き物だと言われています。
では、いったいどうやって病気を見抜くのかというと、まず第一に毎日の糞のチェックです。
糞は健康のバロメーターと言われていて、調子が悪いと臭いや色に現れます。
そこで今回は、オカメインコの糞の中でも血が混ざっているものや水っぽい糞についてまとめました!
血の混ざった糞
糞が黒かったり鮮血が混ざっていたりする状態を“血便”といいます。
黒い場合は出血した場所から排泄されるまで時間がかかっています。
特に胃からの出血であることが多く、メガバクテリアや細菌、カンジダなどによる感染で胃がんや胃炎、肝不全などを起こしている可能性があります。
反対に、鮮血が混ざっている場合は出血してから排泄までそれほど時間がかかっていないということになります。
総排泄腔内に腫瘍があったり、炎症を起こしている可能性が高いです。
また、外傷や産卵後のトラブルも考えられます。
水っぽい糞
オカメインコは水分の多い“水分過多便”になりやすいです。
通常オカメインコは膀胱がないので、糞と尿を一緒にします。
糞をした時に水分がにじむのは至って普通で健康なのです。
しかしその水分が普段よりも多いのが続いてしまう場合は、食欲不振になったり体重が減少してしまう可能性があり、最悪の場合命を落としてしまう危険性もあります。
鳥は病気を隠す
最初の方でお話ししたように、鳥は病気を隠す生き物と言われています。
鳥は本来群れで生息しているので、その群れから追い出されないように調子が悪くても隠す傾向にあります。
飼育下のオカメインコも同じで、飼い主さんにバレないように調子が悪くてもご飯を食べるふりをしたりします。
なので糞の異常や体重の増減には毎日気を付けてあげるようにし、少しでもおかしいなと思ったら鳥専門の病院へ行くようにしましょう。
まとめ
今回は、オカメインコの血便や水っぽい糞についてまとめました。
オカメインコの調子は糞である程度見分けることが出来ます。
毎日忙しくても、出来るだけチェックしてあげるようにしましょう。