オカメインコが水を飲もうとしても、すぐに吐いてしまうことがあります。
1つの病気について、まとめていきます。
目次
オカメインコが水を飲んでも吐いてしまう理由
オカメインコが、水を飲んでもすぐ吐くことがあります。
病気が原因の場合もあるので、その病気についてご紹介します。
そのう炎の可能性
鳥の中にはそのうと呼ばれる器官がある種類があります。
オカメインコにもそのうがあります。
そのうとは、胃の落ちる前の器官です。
食べた餌を貯蔵しており、摂取した水分によってふやかし胃に落とす役割を持っています。
そのう炎とは、このそのうが炎症を起こすことで発症します。
貯蔵することができずに吐き出す症状が見られます。
発症の原因は菌
そのうが炎症を起こす原因は、菌にあります。
なんかしらの菌に感染すると発症します。
餌にカビが生えているのが原因になることもありますし、感染する時もあります。
他には、消化が悪い餌を与えると、そのうに残り続けて菌が発生することもあります。
雛がかかりやすい
菌の他にも、挿し餌を与える時にスポイトを奥に入れすぎて喉を傷つけてしまい、そのう炎になってしまうこともあるようです。
そのこともあり、そのう炎にかかるオカメインコは雛が多いようです。
水が飲めないと危険
鳥に限らず、水分が摂取できないと命に関わることもあります。
水分不足になってしまう可能性がある
水分を摂取できないと体重も落ちてきます。
オカメインコは体温を保つためにエネルギーを使い、エネルギーを摂取できなければ体重は減っていき体力が落ちてしまいます。
体重が落ちすぎると命に関わることもあるので、水分不足は危険です。
雛の場合
オカメインコの雛の場合は水を飲まなくても、挿し餌を食べていれば問題ないことも多いようです。
挿し餌には水分が十分含まれているので、オカメインコの状態を良く観察するようにしましょう。
まとめ
水を吐いてしまうのは、そのう炎の可能性があるようです。
そうでなくても他の病気の可能性もあるので、鳥専門の獣医へ診せましょう。
水を飲まないと体重が減ってしまうこともあるので、オカメインコの状態を良く観察するようにしましょう。