そのうとは、餌を一時的に保管しておくための場所で、頬袋のようなものです。
そのうが何らかの原因で炎症を起こしてしまった状態をそのう炎、といいます。
比較的、雛の時期にかかることが多い病気ですが、原因はなんなのでしょうか。
そのう炎の症状とは
そのう炎の症状を、いくつかご紹介致します。
●下痢や吐き戻し(首を横に振って)
●生あくびを繰り返す
●のどやくちばしの辺りを擦りつけるような仕草
●強い悪臭
抗生物質、抗真菌剤、ビタミン剤投与で治療します。
注意点としては、保温を怠らないこと、水分・栄養補給をして、体力の低下を招かないようにすることです。
飲み水に混ぜるタイプのお薬を処方してもらったが、水を飲んでくれない!という場合もあると思います。
その場合、スポイトやストロー等でお薬を飲ませてあげてください。
雛や病気のとき用のパウダーフードも売っていますので、普通の餌は食べてくれない、という時に与えてみてもいいですね。
そのう炎になる原因
なぜそのう炎になってしまうのか。
いくつか原因をあげてみたいと思います。
●身体の冷え
●古い餌を取り換えず、そのままにしてしまっていた(餌がかびてしまっていた)
●栄養の欠如(主にビタミンA)
●欲しがるので、人の食べ物を与えてしまった(うどんやご飯粒など、加熱したでんぷん質のもの全般)
(オカメインコに与えてはいけない人の食べ物は、他にも多々あります。
今回はそのう炎を引き起こす原因となる食べ物を抜粋しましたので、こちらだけの記載とさせて頂きました。)
栄養の欠如に関しては、なかなか管理も難しいのではないでしょうか。
同じような餌ばかりだと栄養も偏ってしまう、だからといって、今の食事内容で大丈夫なのか?とも不安になりますよね。
ビタミンを与えるには、生野菜が一番なのですが、苦手で食べずに困っている方もいらっしゃるかもしれません。
そのような場合は今の食生活で栄養が整っているか、かかりつけの獣医さんに相談するのがいいと思います。
健康診断の時にでも、伺ってみてください!
手軽にできる対策としましては、餌にふりかけたり水に溶かしたりできる鳥用のサプリメントが売っていたりするので、活用してみてはいかがでしょうか。
みなさん、お久しぶりでございます(´;ω;`)
実は、ぴのこさん(オカメインコ)が
そのう炎にかかってしまい
バタバタしてました。早く治るといいね、ぴのこ。 pic.twitter.com/DUKCKIHoEb
— Megu. (@paz_yama) 2014年6月21日
まとめ
今回は、そのう炎の原因について調べてみました。
そのう炎は放っておくと重症化する、恐ろしい病気です。
大切な家族を、そんな危険に晒さないように気を付けてあげてくださいね。