オカメインコはおしゃべりが大好きで歌も歌う、というイメージが大変強いですが、実はこれはオスに多く見られる行動なのです。

では、オス鳴きはいったいいつからするようになるのでしょうか?

雛の時期にも鳴くのでしょうか?

オス鳴きはいつから?

オカメインコ オス鳴き 生後 雛

オカメインコのオスは繁殖期になると甲高い声で鳴くようになり、この鳴き声のことをオス鳴きと呼びます。

オカメインコのオスは、メスに自分を選んでもらえるように自分が出せる一番きれいな高い声で鳴くのです。

雛が鳴いているのをオス鳴きと勘違いして『この子はオスだ』と思ってしまう人もいますが、鳴く練習をしているだけでオス鳴きとは違います。

ちなみにメスはあまり鳴くことがないため、頻繁に鳴いていた場合はオスと思っても良いでしょう。

鳴き方は?

オカメインコは非常に感情表現が豊かな生き物で、鳴き方もバラエティー豊富で色々あります。

地鳴きといって仲間に自分の居場所を教えたり、仲間を呼ぶときは“ピッ!”と短く鳴きます。

呼び鳴きともいわれています。

高い声で“ピュロロロロ”と鳴いているのはオス鳴きで、メスに自分をアピールしています。

ストレスがかかっていたり嫌なことがあったり、不安な時には“ギャッギャッ”と鳴いています。

また、寂しい時にはケージの隅っこなどで“キューキュー”と鳴いていることが多いので様子を見に行ってあげるようにしましょう。

小さな声で“キュ、キュ”と鳴くのはメスであることが多いです。

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感情表現

オカメインコは鳴き方だけではなく、動きでも感情を表現します。

止まり木やケージの中で左右に動いているときは、気分が良い時、嬉しい時です。

また、オカメインコの特徴である冠羽にも感情が現れます。

冠羽が寝ているときはリラックスをしている時ですが、寝たまま小刻みに体を揺らしている場合はストレスを感じている時です。

冠羽が開いているときは何かに怯えている時や不安を感じている時なので声をかけてあげるようにしましょう。

まとめ

今回はオカメインコのオス鳴きについてまとめました。

雛のうちに鳴くのはオス鳴きではないですが、頻繁に鳴いているのであればオスの可能性が高いです。

鳴き方や行動で感情をたくさん表してくれるので、何が言いたいのか、どうしてほしいのかをくみ取ってあげられるようになるとますます楽しくなりますね。

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