オカメインコは雛のうちはオスとメスの判別がつきにくい生き物です。
しかし成長するにつれてオスとメスの違いが顕著に表れてくるようになります。
もちろん例外もありますが、今回はオカメインコのオスとメスの行動の意味や、ストレスについてまとめました。
オスとメスの見分け方
雛のうちは性別の判定が付きにくいオカメインコですが、オスは鳴く練習をしたり歌う練習をしたりします。
これはメスに自分をアピールするときに他のオカメインコよりも良い声を出そうという本能からであり、メスは喋ったり歌ったりする子は少ないです。
また、チークパッチというオカメインコ特有の頬の色もオスがはっきりしてくるのに対してメスはそのままであることが多いです。
オスとメスの行動の意味
オカメインコのオスは、アジの開きと言われるポーズをとるようになります。
目をクリクリとさせて姿勢を低くし、羽を閉じて脇を開きます。
これは求愛をしている状態で、いわゆるオスの愛情表現なのです。
もちろんメスにする行為なのですが、大好きな飼い主さんにも見せてくれることがあります。
アジの開きの他に、ワキワキ、なんて呼ばれることもあります。
反対にメスはおとなしいおっとりとした性格をしていることが多く、一人遊びをするのが好きです。
オカメインコのストレス
オカメインコはいきなりの大きい音や光に非常にストレスを感じやすい生き物です。
車のクラクションやフラッシュなどにビックリしてパニックを起こしてしまうことがあります。
また、振動にも弱く、地震がくるとケージの中でバタバタと暴れまわって怪我をしてしまうケースが非常に多いです。
オカメインコがストレスを感じているときは、冠羽を寝かせて身体を左右に小刻みに震わせることがあります。
その行動に気付いた場合は、すぐにストレスの原因となっているものを取り除いてあげるようにしましょう。
まとめ
今回はオカメインコのオスとメスの判別や行動の意味、ストレスについてまとめました。
オカメインコは雛のうちはオスとメスの判別が非常につきにくいです。
オスの行動を見たい、歌ってほしい、お喋りがしたいと思っている人が多いのですが、いざ成長してみるとメスだったということも少なくありません。
どうしてもという場合は成鳥になってからの飼育が好ましいでしょう。
ストレスはオカメインコにとって命取りになることもあるので、出来るだけ早く原因を取り除いてあげるようにしましょう。