オカメインコはもともと暑い地域に住んでいた鳥なので、ある程度の温度には耐えられます。
暑さ対策としてクーラーを使用する場合、温度はどれくらいがいいのでしょうか?
また、夜はどうすればいいのでしょうか?
ここではオカメインコの夏の暑さ対策についてご紹介します。
オカメインコの夏の温度
オカメインコはオーストラリアの暑い地域に住んでいた鳥なので、暑さには強い鳥です。
ですが、オーストラリアは日本と違い、乾燥している地域のため、湿度に弱いようです。
湿度が低ければ32度くらいでも平気なようですが、湿度が高いとハァハァと暑そうなそぶりを見せるようです。
オカメインコが暑いと感じているときは
オカメインコが暑いと感じている場合、「翼を浮かせる」「くちばしを半開きにする」「呼吸が荒い」などの行動が見られます。
このような行動が見られたら、熱中症になる前に対策をとるようにしましょう。
暑さ対策
暑さ対策として一番簡単な方法は、クーラーを28~30度に設定して付けておくことです。
クーラーをつける場合、オカメインコに直接クーラーの風が当たらにように、ケージの位置に注意しましょう。
冷やしすぎには十分注意するようにしてください。
また、クーラーを使わないのであれば、大きめのペットボトルを凍らせたものをタオルで包み、ケージの上に乗せておくと少し涼しくなるようです。
あとは、水浴びをするオカメインコならば、暑くなってきたら水浴びさせてあげるのもいいようです。
ですが、オカメインコには水浴びをしない子も多いようなので、無理矢理水浴びをさせるようなことは避けてください。
うらら(オカメインコ)の暑さ対策に、以前職場でつかってたUSB扇風機を設置してみたよ。最初は興味深そうに近寄ってたけど、すぐ離れてった…。 pic.twitter.com/TS9Tprs0L9
— しまうま (@simaumaz) 2013年7月10日
夏の夜は?
夜になっても30度を超えるようなことはほとんどないと思いますが、オカメインコが暑そうにしている場合はクーラーなどで対応するようにしましょう。
また、昼と夜の寒暖差が激しい日などは、夜の気温が23度ほどになる日もあるかと思います。
元気なオカメインコはそのままでも大丈夫だと思いますが、体調の悪い子や、虚弱な子には少し温度が低くなってしまいます。
このような場合は、ひよこ電球やペットヒーターなどを利用して、少し気温を上げてあげると安心かもしれませんね。
まとめ
オカメインコは暑さに強いので、32度くらいまでなら意外と平気そうにしているようです。
ですが、湿度が高いのは苦手なので、暑い日は熱中症予防のためにもクーラーを28~30度の設定で付けてあげるといいと思います。
夜は逆に、オカメインコにとっては少し寒くなってしまうこともあるかもしれないので、ケージの中に温度計を設置して、きちんと温度管理をしてあげるといいかもしれませんね。