オカメインコと言えばおしゃべりが得意というイメージですよね。
自分で飼っているオカメインコが言葉をしゃべったり芸をしたら嬉しいものですよね。
可愛さも倍増です。
ここではオカメインコの芸や言葉、口笛の教え方をご紹介します。
オカメインコの芸の教え方
オカメインコは何か行動を起こしたときに、良いことが起こるとその行動を繰り返すようになります。
これを利用して芸を教えるようにするのです。
例えば、ばんざいを覚えさせたい場合、撫でて脇をあげたときや自分で羽根を広げたタイミングで、「ばんざーい」と声をかけておやつなどのご褒美を与えます。
芸を教えるというよりは、もともと飼っているオカメインコができることを伸ばしていくといいようです。
クリッカートレーニング
オカメインコに芸を教える方法に、クリッカートレーニングというものがあります。
クリッカーとはボタンを押すとカチッとなる道具です。
トレーニングの基本は、いいことをしたり、指示通りに行動できたらカチッと鳴らし、ご褒美をあげます。
こうすることで、「クリッカーの音=ご褒美」とインプットされたオカメインコは、ご褒美をもらえる行動が何かを理解して、芸を覚えていくのです。
クリッカーを使用することで、褒めるタイミングがずれにくくなり、オカメインコが芸と音をきちんと結び付けられるようになります。
オカメインコに言葉や口笛を教える教え方は?
オウムやインコは群れやつがいで生活する鳥です。
相手とコミュニケーションを取るために鳴き声で呼び合います。
つまり、インコやオウムは飼い主さんを群れの仲間やつがいとみて、好きな相手とコミュニケーションを取ろうとして人の言葉を、話します。
オカメインコは言葉をしゃべることをコミュニケーションだと思っているので、覚えさせるためにおやつなどのご褒美をあげる必要はありません。
言葉や口笛をまねすることは、芸とは違うのです。
教え方としては、とにかく何度も覚えてほしい言葉や口笛を繰り返し聞かせることです。
すぐに覚える子や、なかなか覚えない子など、個体差があるので、根気よく教えてあげましょう。
オカメインコは言葉よりも口笛を覚えるのが得意
オカメインコはおしゃべりが上手というイメージがありますが、実際にはそこまで得意ではなく、言葉の場合は単語を覚えるくらいのようです。
代わりに、口笛やカメラのシャッター音、目覚まし時計や電話の音をまねするのが得意です。
言葉よりも口笛で歌を教えた方が覚えて歌ってくれる可能性が高いです。
さらに、オカメインコは覚えた歌を自分なりにアレンジして聞かせてくれることが多いようです。
教えた歌がアレンジされていたらなんだかうれしくなってしまいますね。
まとめ
オカメインコに芸を教える場合、やって欲しい行動の直後に褒めてご褒美を与えることを繰り返します。
クリッカートレーニングという教え方もあるので、本格的に芸を教えたい場合はやってみるといいかもしれません。
言葉や口笛の教え方は芸を教えるときとは違ってきます。
コミュニケーションの一部なので、ご褒美などは与えずに、何度も繰り返し覚えてほしい言葉や口笛を聞かせるようにしましょう。