静かな場所にいると小さな音も気になってしまいますよね。
それが飼っているオカメインコから出ている音となると、何の音かとても気になってしまいます。
ここでは、オカメインコのくちばしや鼻から出る音についてご紹介します。
目次
オカメインコがくちばしを鳴らして出す音
オカメインコは、くちばしを合わせギョリギョリと合わせて音を出すことがあります。
歯ぎしりのような感じです。
これは、オカメインコが眠いときに出す音で、人が寝る前に歯磨きをしているような感じだそうです。
初めて聞くとびっくりしてしまうかもしれませんが、オカメインコにはよく見られる行動のようです。
オカメインコの上くちばしの裏側はやすりのようになっていて、下くちばしの先は刃のような役割をしています。
これらをこすり合わせてくちばしを研ぐことで、ギョリギョリと音が鳴るようです。
パチパチと連続して鳴らす
これはオカメインコが怒っているときに出す音です。
冠羽が逆立って前のめりの姿勢になっている場合はとても怒っているので、飼い主さんでもうかつに手を出すのは控えた方がいいようです。
咳をしているときは
オカメインコが咳をケホケホとしているときは、下部気道感染症や甲状腺疾患、心疾患などの可能性があります。
咳が乾いた音の場合、症状は軽いのですが、湿った音の場合は症状が重いので、すぐに病院へ連れて行くようにしましょう。
鼻からの異音は病気の可能性が
スピスピと鼻が詰まっていそうな音がするときは、風邪などをひいているサインとなります。
多くの場合が上気道炎を発症しています。
異常を感じたら病院へ連れて行くなど対策をとるようにしましょう。
オカメインコの雛の鼻からプツプツ聞こえるときはトリコモナス
オカメインコの雛にはトリコモナスという病気がとても多く、お迎えしたばかりのころは注意が必要です。
トリコモナスはトリコモナス原虫と呼ばれる寄生虫によって引き起こされます。
トリコモナス原虫が寄生する場所により症状が変わり、寄生虫は喉、副鼻腔、脳と徐々に上に移動することがほとんどのようです。
症状としては、くしゃみ鼻水、鼻からプツプツと異音が聞こえる呼吸器系の症状の他に、涙目や嘔吐、食欲減退などが見られるようです。
最悪命を落とすこともあるので、このような症状がある場合は、急いで病院へ連れて行くようにしましょう。
まとめ
オカメインコがくちばしを鳴らしているのには、いくつか種類があり、ギョリギョリと鳴らしているのは眠いとき、パチパチと鳴らしているのは威嚇しているときになります。
パチパチ鳴らし、さらに冠羽が逆立っているような場合はとても怒っているので、このようなときは飼い主さんでも手を出すときはかじられないよう注意しましょう。
また、鼻から音がなっている場合は、風邪など病気の可能性が高いので、早めに病院へ連れて行くようにしましょう。