検査と聞くと、どうしても費用と時間がかかるので面倒だと感じてしまいませんか?
しかし、あまり悠長なことを言っていられません。
なんと鳥にも人間にも共通して感染する、恐ろしい感染症が存在するのです。
オカメインコとアレルギー!オウム病の検査は?フケに似た脂粉は?
オウム病に、脂粉へのアレルギー反応と、オカメインコを飼育するだけでも検査しなければならないことがあります。
そこで今回は、これら2つの検査などについて紹介していきたいと思います。
オウム病にかかる検査費用はいくら?
オウム病は人獣共通感染症の一種で、高齢者や乳幼児がかかると重篤になることがあります。
1~2週間の潜伏期間を経た後、急に熱が出たり、頭が痛くなったり、せき込んだりなど風邪に似た症状が見られます。
オウム病の検査をした人の話によると、採血は病院で行い、専門機関へ血液を送り検査してもらったそうです。
費用は、約7,000円だったそうです。
ただし、正確な結果が必要な場合は、血液と糞などで最低でも2回の検査を行う必要があります。
最近は常時、毒素を出しているわけではないので、1回では毒素の有無を判別することが難しいからです。
ですから、何度か検査を受けたうえで陰性であれば、日常生活に支障はないそうです。
アレルギー検査にかかる費用は?
オカメインコは、フケに似た白い脂粉というものを周囲に飛び散らせます。
これがまれにアレルゲンとなって、イヌ・ネコアレルギーを持っている人を苦しめることになります。
アレルギーを持っていない人でも、脂粉を吸うと咳が止まらないことがあるそうです。
オカメインコを飼う前に、家族全員にアレルギー症状がないか確認することが大切です。
アレルギー検査は保険の適用外ですから、全額自己負担となります。
マルチアレルゲン検査を受けた場合、かかる費用は15,000円です。
アレルギーの有無に関わらず、飼育ケージの周囲をアクリルケースなどで囲うようにすると脂粉の飛散防止につながります。
まとめ
オウム病は、鳥も人も共通して感染する病気ですので、購入する前に検査を受けているかどうかを確認してみましょう。
また、脂粉が原因でアレルギーの症状を起こす可能性がありますので、ケージをアクリルケースなどで覆うなどの対策を行ってください。
もちろん、どんなアレルゲンを持っているのか飼い主さんが検査することも大切です。