オレンジほっぺがとてもかわいらしいオカメインコ。

飼い主さんに慣れやすく、おとなしい性格の子が多いのでペットとして人気があります。

オカメインコの飼育は難しいのでしょうか?

ここでは飼育温度や飼育に必要なもの、餌や注意点についてご紹介します。

オカメインコの飼育は難しい?

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オカメインコの成鳥の飼育はそれほど難しくはないのですが、ヒナの飼育は初心者にはとても難しいようです。

ヒナの時期は成鳥よりも臆病なため、環境の変化によるストレスを大きく受けてしまうようです。

ヒナの時期に、ブリーダーからペットショップ、ペットショップから飼い主さんの家へと短期間に何度も移動し、環境が変わるため、ストレスに耐えられない子が多いようです。

ヒナから飼えないと手乗りは難しい?

ヒナのうちから餌を与えたりしてお世話をしていれば、飼い主さんにべた慣れになりますが、ヒナを過ぎてしまったからと言って手乗りにならないわけではありません。

ヒナよりなれるのに時間はかかるかもしれませんが、一人で餌を食べられるようになった中雛から育てることをお勧めします。

オカメインコは人懐っこく甘えん坊な子が多いので、きっと手乗りになってくれるでしょう。

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飼育に必要なもの、温度や餌などの注意点は?

オカメインコの飼育に必要なものは、ケージ、保温器具、餌になります。

あとは止まり木やおもちゃなども準備しておきましょう。

オカメインコは成鳥になればあまり保温の必要はありませんが、挿し餌中と若鳥の一回目の冬は保温が必要になります。

若鳥の冬の保温は、20度を下回らない程度に保温してあげましょう。

餌はセキセイインコ用に売られているもので十分です。

これにひまわりの種数粒やオーツ麦を加えてあげましょう。

これだけではビタミンが足りないので、できれば毎日500円玉くらいの大きさの小松菜などの青菜を与えてあげてください。

ですが、お迎えしたばかりのときは、ペットショップで与えていた餌を用意してあげると、オカメインコも警戒せずに食べてくれるのではないかと思います。

ケージ

オカメインコのケージは、一辺が45cm四方で高さが60cmくらいのものがちょうどいいようです。

HOEI465オカメというケージが、オカメインコを飼っている方に人気があるようです。

止まり木

鳥かご付属の止まり木ではオカメインコには細すぎる場合が多いようです。

止まり木をつかんだ時に指が木の3分の2ほどを覆うくらいがちょうどいいサイズなので、その子に合った止まり木を付けてあげましょう。

止まり木は違う高さに2か所付けてあげるのが理想です。

おもちゃ

オカメインコはかじって遊ぶのが大好きです。

かじって壊せるようなおもちゃを入れてあげるといいようです。

ですが、臆病な性格なので、大きいものや色の派手なものは怖がることが多いようです。

おもちゃを入れる際はあらかじめケージから見える位置に置いておき、オカメインコが慣れたころにケージの中に入れてあげるようにしましょう。

オカメパニックに注意

オカメインコはとても臆病な性格なので、ちょっとしたことに驚いてパニックを起こしてしまいます

これをオカメパニックと言い、ケージの中でオカメパニックを起こすと怪我をしてしまうこともあります。

夜は豆電球を付けて寝るなど、オカメパニック対策をとるようにしましょう。

まとめ

オカメインコの成鳥の飼育はそれほど難しくはありませんが、ヒナからの飼育はオカメインコが臆病な性格のため、とても難しいようです。

飼うなら一人で餌を食べられるようになった中雛がお勧めです。

オカメインコは人懐っこくおとなしい性格なので、中雛からでも十分に慣れてくれます。

オカメパニックには気をつけて、楽しいオカメライフを満喫しましょう。

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