抜けた羽に血がついていたら、多くの飼い主さんはびっくりされると思います。
いくらか予備知識があれば、それほど大騒ぎする必要もありません。
そこで今回は、このような場合にどんな対応をすればいいのか調べていきます。
オカメインコがパニックに、血が付いた抜けた羽が意味することは?
まず血が付いたまま羽が抜けてしまった原因を探り、その後で対処法について紹介していきます。
いったいどんな理由があり、どう対処していけばいいのでしょうか?
抜けた羽に血がついている理由は?
最も可能性の高いものとして、「オカメパニック」を挙げることができます。
オカメインコは、他の鳥に比べて、とても臆病な鳥で、雷や地震などの大きな音でパニックを起こすことがあります。
パニックに陥ったオカメインコは、誤って自分の羽をむしり取るような考えられない行動をとってしまいます。
それこそ狂ったようにバタつかせたり、歩き回ったりなど異常な行動をとります。
換羽期でもないのに羽を自分で力いっぱい引き抜けば、羽に血がついていても不思議ではありません。
ただし、いくつか確認してもらいたいポイントがありますので、それについては次で説明します。
血が付いた羽で注意することは?
羽をよく観察して、途中で折れていなければそれほど心配することはありません。
傷口から流れ出た血も時間が経てば固まってしまいます。
ただし、抜けた羽が途中で折れていれば、羽の軸が体内に残っているおそれがあります。
血が流れている羽根が途中で折れた場合、羽軸がホースの役割を果たしてしまい、血がどくどくと流れ出てしまうことになります。
可哀そうな気もしますが、このまま残しておくと大変ですから、しっかりと引き抜いてください。
暴れてしまってどうにもできなかったり怖くて引き抜けなかったりする場合は、獣医さんにお願いしましょう。
まとめ
抜けた羽に血がついている理由として考えられるのは、オカメパニックによって自分の羽をむしり取った可能性が考えられます。
羽が途中で折れていなければ問題ありませんが、折れていたら残りの羽軸を引き抜く作業が必要です。
とても慎重に行わなければなりませんから、難しい場合は動物病院を訪れましょう。