犬や猫はよく人間の年齢に換算されますが、オカメインコにもそれは当てはまるのでしょうか?
今回はオカメインコの年齢と人間の年齢、他の鳥の年齢を比べてみました。
オカメインコと人間の年齢
生後一ヶ月のオカメインコは、人間で言うと幼稚園児と同じです。
1歳で成鳥とされるオカメインコですが、一年で高校生と同じ17歳にまで成長します。
そして、15ヶ月(1歳3ヶ月)の時には人間で言うと成人、つまり20歳と同じなのです。
繁殖は2歳くらいから6歳くらいまでが適正とされており、これは人間で言うと24歳から40歳ということになります。
人間もオカメインコも妊娠適齢期は同じくらいなのが不思議ですね!
6歳を過ぎたオカメインコは発情させないように気を付けてあげる必要があります。
とくにメスは産卵で体力を消耗し、オスもメスも育雛に体力を使ってしまうので寿命が短くなってしまう可能性があるのです。
オカメインコは13歳をすぎると人間でいう68歳くらいで、寝ている時間が増えてきます。
鳥の年齢
オカメインコが1歳で17歳なのですが、セキセイインコも同じです。
しかし2歳を超えるとセキセイインコの方が成長が早く、人間の75歳の年齢はオカメインコは15歳、セキセイインコは10歳となります。
オウム類は長寿ですが、中型であるオカメインコや小型の小鳥は大型に比べると寿命が短いのです。
オカメインコの寿命
オカメインコは平均15~20年生きる長生きな生き物です。
しかし、オカメインコは雛の育成が難しく慣れている人でも落丁させてしまうことがあります。
体が小さいため手術が出来なかったり、鳥専門の獣医さんもそれほど多くはありません。
アルビノ種は特に寿命が短い傾向にあります。
出来るだけ長生きさせてあげるには、食べるものに気を付けてあげましょう。
また、オカメインコは体調が悪くてもそれを気付かれないように隠しますので、糞の色や形などを毎日見てあげるようにしましょう。
長生きな子で、30年以上生きた子もいます。
まとめ
今回はオカメインコと人間、鳥の年齢についてまとめました。
人間と比べると年齢が進んでいくのが早いオカメインコですが、出来るだけ長く一緒に居られるように食べ物や体調に気を付けて、たくさん愛情を注いであげると良いですね。