そのうは鳥を飼ったことがない人には聞きなれない言葉ですよね。
ヒナから育てる場合は、知らないと餌をあげるときに困ってしまいます。
そのうはいったいどこにあるのでしょうか?
ここでは、オカメインコのそのうの場所や機能についてご紹介します。
オカメインコのそのうの場所
オカメインコのそのうは、外から見ると喉のあたりにあります。
そのうは口から胃をつなぐ食道の途中にあります。
食道が袋状になったものです。
餌を一時的に溜めておく場所です。
そのうの機能
そのうには消化吸収に関わる機能はないそうです。
単なる餌の滞留袋として使われているようで、穀類をふやかす作用があると言われています。
湿気があり、温度も高いため細菌が繁殖しやすく、炎症を起こしやすい部位です。
鳩はこのそのうでピジョンミルクと呼ばれるミルクのようなものを作り、雛に与えて子育てをします。
そのう炎
そのうは湿度と温度が高いので細菌が繁殖しやすく、炎症を起こしやすい場所です。
特に雛の時期にそのう炎と呼ばれる病気を発症することが多く、給餌の際に前回のエサがそのうに残っているのに次の餌を与えてしまうと、そのう炎になりやすいようです。
また、大人のオカメインコでも、腐った餌や人の食べ物を与えることでそのう炎になるようです。
食べたものを吐く、下痢、あくびが多くなるなどの症状が出たら、そのう炎の可能性が高いので、病院へ連れて行き診てもらうようにしましょう。
食べ物を吐くのは求愛行動のことも
オカメインコのは吐き戻しと呼ばれる求愛行動があります。
大好きなパートナーや飼い主さんに餌をプレゼントしているようです。
なので、吐く以外に症状がない場合は吐き戻しの可能性もあるので、飼っているオカメインコの状態をよく見るようにしましょう。
まとめ
オカメインコのそのうは口と胃の間にあります。
外から見るとちょうど首のあたりです。
一度そのうに餌をためて、ふやかしているようです。
ヒナの間はふやかした餌を与えるので、そのう炎になりやすいようです。
ヒナを育てるときは、前回のエサが残っていないかなど、十分注意して餌を与えるようにしましょう。