オカメインコは比較的繁殖しやすいこともあり、「巣引き」を考える飼い主が多いようです。
(巣引きとは、オスとメスを一つのケージに入れて、交接・産卵させて、雛を育てることです)
生命の神秘を間近に見ることができ、貴重な体験となるでしょう。
しかし、新たな命を産み育てるためには、色々な準備が必要となり、繁殖による個体のリスクも考えなければいけません。
今回は、オカメインコの卵について調べてみました。
何個くらい産んで、どのくらいの大きさなのでしょうか?
1日に卵を産む個数は?
通常、1~2日おきに1個ずつ、4~7個程度の卵を産卵します。
抱卵期間の目安は、23日程度です。
雌が夜、雄が昼に、交代しながら抱卵します。
孵化は通常、朝方になります。
繁殖のベストシーズンは「春」、次いで「秋(早秋)」です。
オカメインコは条件さえあればいつでも産卵可能ですが・・・・。
冬は寒すぎるため雛の保温が難しく、梅雨や夏の季節は高温多湿になって、巣の中に雑菌が繁殖しやすいため不向きです。
卵の大きさは?
卵の大きさは、親鳥の体格に比例していることが多いと言われています。
オカメインコの卵は、ウズラの卵よりやや小さく、白色タイプです。
結構小さめですね。
卵の殻は軽いですが、丈夫な作りになっています。
雛は自分で丈夫な殻を破って出てこないといけないのですが、時には数時間も掛かることがあり、雛にとってはかなり重労働になります。
まとめ
以上、オカメインコの卵についてでした。
いかがでしたか?
卵を産み・育てる行為は、親鳥であるオカメインコにとっても大変な重労働になります。
繁殖には、健康な若鳥を選びましょう。
一度の巣引きで4~7個を産卵するので、全ての雛を飼育するのは一般家庭では難しいと思います。
また、雛は半年後には性成熟した成長となり、血を分けた親子でも同居は避けなければいけません。
巣引きを考えている場合は、オカメインコが繁殖に適しているか、雛の貰い手があるか等、よく考えてから行いましょう。