いきなりショッキングな話ですが、オカメインコが自分で産んだ卵を食べてしまうことがあるようです。

しかし、オカメインコ自身が本当に卵を食べたいと思って行っている行為とは思えません。

どうして食べてしまう恐れがあるのでしょうか?

今回は、「親鳥が卵を食べる理由」について調べてみました。

親鳥が卵を食べてしまう理由は?

オカメインコ 卵 食べる

大きな理由の一つとして、飼育下の「ストレス」が考えられます。

また、危険を察知して、身を守るために卵を食べてしまうことがあるようです。

さらに、抱卵していても孵化しないと諦めたときに、卵を食べることがあるとも言われています。

オカメインコが卵から孵化する日数は、21~24日くらいです。

その間、親鳥は卵を温め続ける必要があります。

中の様子が気になって、飼い主が不用意に巣箱を開けたり、覗き見したりする行為は、親鳥にとって“大きなストレス”を与えてしまうことになります。

一度、卵を食べ始めると、癖になってしまい、毎回、同じことを繰り返してしまうという悪循環に陥りやすくなります。

負の連鎖を作らないようにしなくてはいけません。

また、孵化後だけでなく産卵する前も、十分な注意が必要です。

早く産卵を確認したい気持ちは分かりますが、頻繁に巣箱をのぞいたりすると、それが親鳥にとって“大きなストレス”となってしまいます。

そのストレスから、親鳥は抱卵を中止したり、卵を食べたりすることがあるので、そっとしておくことが大事になるのです。

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巣引きは『静かな環境』が大切!

オカメインコは繊細で、臆病な性格の鳥です。

巣引き中の親鳥は特にナーバスになっているので、親鳥が産卵の準備に入ったら、ケージは動かさず、落ち着いて抱卵・子育てが出来るように「静かな環境」を保ちましょう

日光浴を注意し、清掃はなるべく控えて、厚手の布などでケージ全体を覆うようにして下さいね。

まとめ

以上、オカメインコが卵を食べる理由についてでした。

いかがでしたか?

オカメインコを怯えさせて、ストレスを与えてしまわないように、人間側が十分に気を付ける必要があります。

特に、孵化直後の親鳥は神経質になっていると言われています。

可愛い親鳥や雛を守るために、巣箱は覗かず、そっと見守るようにしましょう。

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