メスのみの単体であっても興奮して、発情し、産卵してしまうことは珍しくありません。
では、いったいどんな対応をすればよいのでしょうか?
そこで今回は、オカメインコの無精卵について紹介していきたいと思います。
オカメインコと無精卵について、撤去するタイミングはいつがいいの?
無精卵は時間が経過してもほとんど変わらないので、すぐに分かります。
問題は撤去するタイミングや、メスの体をサポートすることです。
これらの点を踏まえて、話を進めていきたいと思います。
無精卵を見つけたらどうすればいいの?
オカメインコは、メスのみの単独飼育であっても産卵をすることがあります。
オスはいないので、産み落とされたものは無精卵と呼ばれるものです。
無精卵だからといって取り出してしまうと、オカメインコのメスは減ってしまった卵の数だけ産卵し、温めようとします。
しかし、産卵は母体に大きな負担をかけるとともに、卵詰まりなどの病気を招く原因となってしまいます。
ですから、無精卵を見つけた場合は、すぐに取り出さずにインコが抱卵して孵らないと気付くまで待ちましょう。
むやみに産卵させないためにも、無精卵を抱卵させることは大きな意味があります。
無精卵を撤去するのはどんなとき?産ませないためには?
ほとんどの場合、無精卵を抱いていて3週間もすれば孵化しないことに気づき、抱卵をやめてしまいます。
しかし、個体によってはそれ以上卵を温め続けることもありますので、そんなときは迷わずケージ内から撤去をしてください。
卵の形成不全や卵詰まり、メスの体力低下などを防ぐために、青菜、ボレー粉など補助食品を与えるようにしましょう。
無精卵を産ませないためには、次の3つのことに注意しましょう。
●日に当たる時間を10時間未満に抑えるようにする。
●メスの背中を刺激しすぎないようにする。
●高カロリーの食事ではなく、低カロリーで健康的な食事を摂らせる。
我が家のオカメインコが卵産んでました(;゜0゜) pic.twitter.com/3ON7zIjM8x
— さやとぅーん (@sayatoon1203) 2017年5月4日
まとめ
無精卵を見つけてもすぐに取り出さずに、メスがあきらめるまでそっとしておきましょう。
しかし、3週間を過ぎても抱卵を続けているような場合は、すぐに撤去しないと身体に負担をかけることになります。
これほど長い時間にわたって愛情を注がれるとは予想外でした。