鳥と巣箱は切っても切り離せないものとして、強い関連性があるように感じられます。
しかし、本当に1匹しか飼育していないのに巣箱を入れる必要はあるのでしょうか?
そこで今回は、単独飼育と巣箱の設置について調べてみることにします。
オカメインコの単独飼育!1匹でも巣箱に入る?それとも、入らない?
そもそもケージの中に巣箱を入れる目的は何なのでしょうか?
単独飼育において、本当に巣箱を使うことが役に立つのでしょうか?
これらのことを踏まえて、少しずつ紹介していきたいと思います。
単独飼育の場合に、巣箱は必要なの?
オカメインコのオスのみ、あるいはメスのみを飼育している場合において、巣箱を設置する必要はありません。
巣箱を寝床と考えている人は多いかもしれませんが、オカメインコにとっては子ども産み育てていく場所という認識が強いのです。
単独飼育の場合に巣箱を入れてしまうと、後から詳しく説明しますが発情を促してしまうそうです。
巣箱に興味を示す、示さないは個体差がありますが、興味があれば単独飼育でも巣箱に入る可能性は充分に考えらえます。
ですから、オスのみ、メスのみで飼育している場合に、あえて巣箱を入れなくても大丈夫です。
巣箱をケージ内に入れない理由は?
メスの単独飼育であっても発情を刺激するようなものがあれば、排卵が誘引されてしまいます。
メスは発情すると産卵のための準備が始まる過程において、Ca不足に陥ったり、肝臓を悪くしたりするおそれがあります。
性格も少々荒くなり、攻撃的になってしまいます。
これはメスの体にとって見た目以上の大きな負担を強いることになってしまいますから、次のような対策をとりましょう。
まず、巣箱だけではなく、鳥が巣と認識してしまうようなものをケージの外へ出してしまいます。
また放鳥した際に、衣服やカーテン、引き出しなどの中にもぐりこまないように注意しておきましょう。
まとめ
オカメインコを単独飼育する場合に巣箱は必須のアイテムでも、補助アイテムでもありません。
むしろケージの中へ入れると、いろんな悪影響が出てくる可能性が大きいと言えます。
巣箱というアイテムだけで、発情のスイッチを後押ししてしまうとはビックリしました。