オカメインコの目が半開きになっていると、眠いのか病気なのか怪我なのか、なんだか気になってしまいますよね。

眠いだけならいいのですが、病気や怪我だった場合どうすればいいのか心配になってしまいます。

ここではオカメインコの目が半開きになる原因について、ご紹介します。

オカメインコの目が半開きになる原因

オカメインコ 目 半開き

オカメインコの目が半開きになるのは、眠いときもあるかもしれませんが、ほとんどの場合体調を崩すなどで結膜炎を起こしているようです。

結膜炎を起こすのには、感染性と外傷性があります。

感染性の結膜炎

細菌が感染して結膜炎になります。

目に直接細菌が感染していなくても、気道炎や副鼻腔炎などが悪化することで結膜炎になってしまうことが多いようです。

結膜炎になった場合、他の病気を併発している可能性があるので、お医者さんに診てもらうようにしましょう。

外傷性の結膜炎

こちらは鳥同士の喧嘩や、事故などでものにぶつかってしまったときに起こる結膜炎です。

特にオカメインコは臆病でオカメパニックを起こしてしまうので、外傷性の結膜炎になることが多いようです。

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ロックジョウ症候群

オカメインコの雛に発症する病気で、開口不全症候群、ロックジョウ症候群と呼ばれる病気があります。

ボルデテラ菌という細菌が感染することで最初は副鼻腔炎となり呼吸器系の症状が出ますが、進行すると顔や瞼の腫れ、目の突出、くちばしの血行不良などが見られるようになります。

このころから目が半開きの状態になるようです。

さらに病気が進行すると炎症が顎から頬に起こり、顎の関節構造が破壊され、繊維化が起こってしまうと関節が固定され、顎が動かない状態になってしまいます。

顎が動かなくなってしまうと自分では餌を食べることができなくなり、最悪の場合落鳥してしまうこともあるようです。

ロックジョウ症候群の治療

ロックジョウ症候群の治療には抗生物質の内服と、顎関節のリハビリが必要になるようです。

開口不全になってしまうと予後は厳しくなってしまうので、できるだけ早く治療を開始する必要があります。

ヒナの時期に少し様子がおかしいな、と感じたら、早めに病院へ連れて行くようにしましょう。

まとめ

オカメインコの目が半開きのときは、結膜炎になっている可能性が高いです。

外傷性ではない場合、他の場所に感染した細菌が繁殖して、目にも異常が出ていることが多いので、なるべく早めにお医者さんに見てもらいましょう。

また、雛の場合、ロックジョウ症候群という怖い病気があるので、少しでもおかしいと感じた場合は、早めに病院へ連れて行くようにしましょう。

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