朝起きたら羽が散らばっていてびっくり!
「カキカキしてー」と甘えに来ますが、すぐに怒ることもしばしば。
換羽の時期は、鳥類にとっては「勝負の時期!」体力や精神面、双方を削りながら換羽期に挑みます。
そんな換羽期には栄養補給や体調管理をしっかりする必要があり、怠ると体調を大きく崩してしまう場合があるそうですよ。
今回は、オカメインコの換羽期の元気がない状態と、栄養についてご紹介します。
換羽期に元気がなくなる理由は?
オカメインコだけではなく、鳥類は身体の不調を隠す傾向にありますが、目に見えて不調だと感じるときは、相当身体がしんどい時であることが多いです。
それだけ、換羽というものはつらいものだということをまず理解してあげてくださいね。
換羽期のオカメインコは普段元気いっぱいの子でも、じっとしていることや怒りっぽくなることは普通のことで、便も下痢気味になるそうです。
普段と比べてものすごく調子が悪そうであれば、保温をしっかりして動物病院に連れていくことをおすすめしますが、成鳥のオカメインコの場合、換羽期にずっと保温をしていると、逆に換羽期が伸びる場合があるとされています。
換羽期が伸びれば伸びるほどオカメインコの体力を奪っていってしまうため、保温は「ここぞ!」という時に使うといいでしょう。
オカメインコを飼い始めてまもない方は、この状態をみて大変な病気にかかったのかもしれないと焦ることがあるかもしれませんね。
しっかりと休ませてあげましょう。
換羽期の栄養管理は?
普段よりも高タンパクな食事をさせることがいいとされています。
蕎麦の実やオーツ麦、アワやヒエなどはタンパク質が高いため、オススメなのだそうですよ。
ただし、ヒマワリの種など高タンパクだとしても高カロリーなものは避けた方がいいそうですので気をつけてくださいね。
足りない栄養素は換羽期専用のサプリメントなどでビタミンやミネラルを補給してあげることで、体調の悪化を少しでも抑えることができるそうですよ。
オカメインコの苦しむ姿はなるべくみたくありませんよね。
まとめ
今回は、オカメインコの換羽期の元気がない状態と栄養についてまとめてみました。
換羽期はどうしても体調が悪くなりがちですので、栄養面でサポートしましょう。
工夫を凝らして、少しでも元気に過ごせるように気をつけてあげてください!