オカメインコは体を使って感情を表現できる鳥です。
羽根をバタバタさせているときはどんな気持ちなのでしょうか?
また、羽根がボサボサのときや、震えている場合は病気などの可能性もあるので注意が必要です。
ここではオカメインコの感情表現について、ご紹介したいと思います。
目次
オカメインコが羽をバタバタさせるときの気持ちは?
オカメインコが羽をバタバタさせているのは、イライラや欲求不満の表れです。
あまり続くとストレスから毛引きなどの行為に発展してしまうこともあるので、何か対策をとるようにしましょう。
その他の感情表現
目をぱちぱちしたり、くちばしを少し開いて舌を動かすのは、その人に好意を持っているサインです。
頭を上下に振っているときはご機嫌なサインになります。
頭を上下に振って食べ物を吐いた場合、相手への愛情が最高潮に達していることを表しています。
オカメインコの愛情表現です。
ですが、頭を左右に振って食べ物を吐いた場合は、愛情表現ではなく何かの病気の可能性があるので、頭を振る方向には注意が必要です。
羽根を広げた状態で歩き回るのもご機嫌なときです。
顔の羽毛を膨らませているときは、怒っているときです。
この状態で左右に揺れだしたら、怒りが頂点に達しているので気をつけてください。
羽根が小刻みに震えるのは恐怖のサイン
オカメインコの羽根が小刻みに震えている場合、何かに恐怖を感じたことを表しています。
羽根を小刻みに羽ばたかせることで気持ちを落ち着かせようとしています。
恐怖の原因を飼い主さんは取り除いてあげるようにしましょう。
オカメインコの羽根がボサボサになるのは毛引きをしているから
毛引きは、自分の羽を自分で引き抜いてしまうことです。
最初は羽毛をかじる程度ですが、ひどくなると広範囲の羽をむしってしまい、皮膚を傷つけ出血してしまう場合もあります。
羽根がボサボサしてきたら、毛引きをしていないかチェックするようにしましょう。
毛引きの原因
毛引きはストレスや病気が原因で起こることがあります。
また、退屈で自分の毛をいじっていたら癖になり、毛引きをしてしまうこともあるようです。
栄養過多やホルモンの変化、発情などでも発症することがあります。
毛引きの予防
毛引きを完全に予防することは難しいですが、予防のために出来ることはいくつかあります。
まずはストレスを出来るだけかけないようにし、退屈しないようにおもちゃを与えてあげましょう。
カルシウム不足も毛引きの原因となるので、カルシウムの吸収に必要なビタミンDを合成させるために、日光浴もしっかりとさせましょう。
外に連れ出すことで気分転換にもなり、ストレスも解消されるはずです。
まとめ
オカメインコが羽根をバタバタさせているときはイライラや欲求不満の表れです。
また、羽根が小刻みに震えているときは何か恐いことがあったサインです。
このような行動が多く見られる場合、ストレスも溜まっている可能性が高いです。
毛引きなどをしないよう、環境を整えてあげることが重要です。
羽根がボサボサになりだしたら、毛引きをしていないか注意深く観察しましょう。