オカメインコは脂粉が多く出るので、たまに水浴びをさせて体をきれいにしておいた方がいいようです。
ですが、気をつけないとオカメインコにダメージを与えてしまうこともあります。
水浴びの注意点は何でしょうか?
また、水浴びはいつからできるようになるのでしょうか?
ここではオカメインコの水浴びについてご紹介します。
オカメインコの水浴びはいつから?
インコの水浴びは、羽根が生えそろう生後1カ月ごろからできるようです。
ですが、オカメインコの場合、生後4~6カ月ごろから始まる雛換羽が終わってからの方がいいようです。
そもそも野生のオカメインコは乾燥した草原地帯に住んでおり、水浴びは必ずしも必要、というわけではないようです。
ですので、オカメインコには水浴びを嫌がる個体も多いようです。
水浴びを嫌がる場合
水浴びを嫌がる場合は、霧吹きなどで水をかけてあげて水になれるようにしてあげるといいようです。
水浴びは必ずしも必要ではありませんが、水浴びをしないと、脂粉が溜まりやすくなります。
脂粉が溜まると毛引きの原因にもなってしまいます。
そうならないためにも、水浴びができるようになるといいのです。
水浴びの注意点
水浴びの一番の注意点は、お湯やぬるま湯を使わない、ということです。
鳥の羽にはお尻から分泌される油がついています。
この油のおかげで水浴びをしても羽根が水をはじき、びしょ濡れになって体温を奪われるのを防いでいるのです。
しかしお湯やぬるま湯で水浴びをすると、この油が落ちてしまいオカメインコがずぶ濡れになってしまいます。
そうなると羽根がなかなか乾かなくなり、体温を奪われてしまい、オカメインコにダメージを与える結果になってしまうのです。
寒そうだからと水浴びの水をお湯やぬるま湯にするのはやめましょう。
水浴び後は羽根が乾くまではなるべく暖かい場所に置き、隙間風などが当たって寒くならないようにしてあげましょう。
また、水浴びのときに強制的に水をかけることはやめましょう。
鳥は自分で水をかける場所を考えながら水浴びをしています。
人が強制的に水をかけてしまうと、羽毛が濡れ、体温を奪う原因になってしまうこともあります。
水浴びの容器
まずは水浴びをさせる容器ですが、底が平らで浅めの容器なら、お皿でもプラスチックのトレーでも構いません。
次に水の量ですが、オカメインコの足が半分つかるくらいの量にします。
あまり深いと容器の底に頭をうまくこすりつけられません。
必ずしも容器を使用しなければいけないわけではなく、蛇口から出る水で直接水浴びをするオカメインコもいるようです。
飼っているオカメインコの好きなスタイルで水浴びをさせてあげましょう。
まとめ
オカメインコの水浴びは羽根の生えそろう生後1カ月ごろからできますが、生後4~6カ月頃から始まる雛換羽が終わってからの方がいいようです。
水浴びの好きな文鳥などとは違い、オカメインコは水浴びが嫌いな子も多いようです。
嫌いな場合は無理矢理水浴びさせることはせずに、まずは霧吹きなどで水をかけて、水に慣らしてあげるようにしましょう。