ペットのオカメインコが足を噛んでいたら、どうしたのだろうと気になりますよね。
また、手に乗せた時に足が熱いと、風を引いて熱でもあるのでは?と心配になってしまう方もいると思います。
ここではオカメインコが足を噛むときや、足が熱い、カサカサしている場合の原因や対策をご紹介します。
オカメインコが足を噛んでいる
オカメインコが自分の足を噛むのは、退屈しているときに多く見られる行動のようです。
暇でやることがなく、足をいじっているのですね。
足を噛む行動は、エスカレートすると「毛引き」と呼ばれる自分の毛を抜いてしまう行動へと進んでしまいます。
毛引きはひどくなると皮膚を傷つけ出血してしまうこともあるので、注意が必要です。
また、足を噛んでいるときに、飼い主さんが気にしてケージから出してあげたりすると、足を噛むと飼い主さんが来てケージから出してくれると覚えてしまい、頻繁に噛むようになることもあるそうです。
オカメインコが足を噛む場合の対策
オカメインコが足を噛む場合、退屈が主な理由になります。
ですので、ケージの中でも退屈しないようにおもちゃなどを入れて遊べるようにしてあげましょう。
ストレスが溜まっていくと毛引きへ発展してしまいます。
オカメインコの足が熱い、カサカサしている
オカメインコの足が熱いことはよくあることのようです。
風邪などで発熱しているのでは、と思う方もいるかもしれませんが、鳥は人のように風をひいて発熱するということはないそうです。
具合が悪いときは羽毛を膨らませるようです。
オカメインコの体温はもともと人よりも高いので、熱く感じるのは普通のことのようです。
足がカサカサしている場合ですが、疥癬と呼ばれる病気の可能性がありますので、病院へ行って診察してもらいましょう。
疥癬とは?
疥癬とはトリヒゼンダニと呼ばれるダニが寄生することで起こる皮膚病です。
皮膚に穴を掘って生活するダニのため、痒みがあるようです。
症状がひどくなると痒みがひどくなり、そのため出血や皮膚炎になることもあります。
さらにひどくなると爪の変形や、くちばしに感染した場合、くちばしの変形や最後には脱落も見られることがあるので、早めに病院を受診するようにしましょう。
まとめ
オカメインコが足を噛むときは、退屈していることが多いようです。
退屈してストレスが溜まってくると毛引きをし始めますので、そうなる前におもちゃを入れてあげるなどして、一人でも遊べるようにしましょう。
足が熱いのはあまり気にしなくてもいいことのようです。
ただ、足がカサカサしている場合、疥癬の可能性があるので、ひどくなる前に病院へ連れて行くことをお勧めします。