オカメインコの様子を観察していて口の動きが気になることはありませんか?
パクパク動かしたり、もぐもぐ動かしたりすることがあります。
このような行動をとるのは、いったいどんな意味が隠されているのでしょう。
オカメインコがパクパク開いたり、もぐもぐさせたりは、なぜなの?
口を開けてパクパク、口を閉じてもぐもぐさせているのには、理由があります。
その理由について、今回は紹介していきたいと思います。
口をパクパクさせているときに考えられる3つのこと!
考えられることはいくつかありますが、その中から3つを紹介します。
まず、体温調節を行っていると考えられます。
暑いときは羽を広げて、口を動かすことで体温調節しています。
放鳥しているときであれば、疲れたり、暑くなったりしてそのような行動をとります。
次に、恐怖心を感じていると考えられます。
とても繊細ですので、ちょっとしたことでも驚いてしまいます。
ですから、ケージの近くで大きな音を出したり、大きな動きをしたりするのもやめましょう。
最後に、病気にかかっているおそれが考えられます。
餌を食べず、ぐったりした状態が続いていて、口をパクパクさせている場合は病気の可能性も視野に入れましょう。
体調だけではなく、糞の状態もしっかりと観察して、鳥を専門とする獣医さんに診てもらいましょう。
口をもぐもぐさせている理由は?
これは自分で自分のくちばしのケアを行っているからです。
人間は爪が伸びますが、オカメインコは爪だけではなく、くちばしも伸びるのでケアが必要になります。
食事中ではないのに、くちばしを閉じて、何やら口を懸命に動かしているときは、くちばしを削っているサインです。
実は、インコ類などの上のくちばしはヤスリ状になっており、こすり合わせることで下くちばしを研ぐことができます。
このような行動は寝る前に行うことが多いと言われています。
まとめ
口をパクパクさせているのは、そのときの状況に応じた理由が考えられます。
もぐもぐと動かしている場合は、くちばしを研いでいることが多いです。
どちらにしても、日頃からオカメインコとのコミュニケーションを密にしておくことが大切です。