オスとメスのペアで飼育している場合は、繁殖目的が主だと思います。

もちろん、単独飼育の場合でも条件がきちんと整えば無精卵を産むことはあります。

そこで今回は、オカメインコの卵の見分け方について調査していきます。

オカメインコの産卵と判別法!有精卵と無精卵の違いはどこ?

オカメインコ 有精卵 無精卵

パッと見ただけで、有精卵と無精卵の差が分かるのでしょうか?

もし、無精卵だった場合、どんな対応をすればよいのでしょうか?

これらを踏まえて、卵の違いについて紹介していきたいと思います。

オカメインコの産卵について

発情期は春と秋の2回あります。

たいてい1日置きに4個~7個を産卵し、大きさはウズラより小さい程度で白色をしています。

オスとメスが交代で卵を温めて、餌を確保するため巣から離れることもあります。

この時期に粟玉などのカロリーの高い餌を与えることはやめましょう。

栄養が多いと発情してしまい、子育てに集中できなくなってしまうおそれがあります。

産卵して20日前後で孵化しますが、一斉ではなく、毎日、あるいは一日越しに孵化します。

孵化する時間帯は、朝方が多い傾向にあります。

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有精卵と無精卵の見分け方と、無精卵の処置について

まず、見た目による違いからです。

無精卵は時間が経っても白いままで表面がザラザラとした感じがします。

一方、有精卵は時間が経つにつれて卵の表面に艶でてきて、卵の色にも変化が見られます。

次に、懐中電灯を使った光の照射による見分け方です。

これは親鳥にとって大きなストレスとなることから、様子を見ながら行ってください。

無精卵であれば、肉眼で黄味の存在を確認できますし、有精卵なら他に血液のかたまりと血管が乾いて縮んだものが黄味の中に見えます

産卵中に環境を変えると不安になり、卵詰まりの原因になったりします。

ですから、たとえ無精卵であっても最後の卵を産むまで変えずにそっとしておきましょう。

まとめ

オカメインコは夫婦で協力して子育てを行っていることに、とても驚きました。

有精卵か無精卵かを見分ける方法は、卵の表面をしっかりと観察することです。

たとえ無精卵であったとしても、抱卵をさせるようにしてくださいね。

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