オカメインコは寿命が長く、ペットとして人気がある生き物です。
しかし、臭いがきついとどうしても気が引けてしまいますよね。
そこで今回は、オカメインコの糞のにおいの対策についてまとめました。
糞のにおい
オカメインコの糞は、実は正常であれば臭うことはありません。
また、量もそれほど多くないので処理がしやすいのも大変うれしいポイントですよね。
しかし、たまにものすごく臭気を放つ糞をすることがあります。
普段は臭いのない糞が異常なにおいを発すると心配になりますが、いったい何が原因なのでしょうか?
糞が臭い
オカメインコのメスは、発情期になると体が卵を温める体制に切り替わります。
そのため、糞を排出せずに溜めてから一気にする、いわゆる“溜め糞”をする傾向があります。
また、溜めている分だけ大量の糞を一気に排泄しますが、病気ではないので安心して良いです。
総排泄腔の中で長時間溜めている糞は、普段とは全く違う嫌な臭いを放ちます。
人間が便秘になったあとは便がいつもよりも臭うのと同じですね。
妊娠中は糞が柔らかく、下痢状になることがありますがこれもまた病気ではありません。
しかし長く続くようであれば脱水や病気の心配もありますので、鳥専門の獣医さんに診てもらうようにしましょう。
また、ストレスでも糞が臭う時があります。
ケージ内の環境を見直してみましょう。
異臭がある糞にはクロストリジウムという細菌がいることが多く、オカメインコにとっては無害ですが人間にとっては食中毒の原因となることもありますので注意しましょう。
臭い対策
糞の掃除は、インコや小さい鳥専用の消臭剤を使いましょう。
ティッシュなどで糞を取り除いただけでは雑菌が繁殖してしまい更なるにおいの原因となります。
除菌剤を活用すると良いです。
また、犬や猫用の消臭剤は刺激が強すぎる場合がありますので、オカメインコの糞に使えるものを選ぶようにしましょう。
まとめ
今回はオカメインコの糞の臭い対策についてまとめました。
オカメインコの糞は基本的には臭いはありませんが、発情期や産卵後は異臭を放つ糞をします。
きちんと除菌、消臭をするようにしましょう。