オカメインコはとても頭がいいと言われますが、しつけはできるのでしょうか?
鳴き声を抑えることができたり、トイレのしつけができると飼い主さんはとても楽になりますよね。
ここでは、オカメインコの雛のしつけについてご紹介します。
オカメインコにしつけはできる?
オカメインコにはある程度しつけができるようです。
ですが、個体差が非常に大きく、すべてのオカメインコにしつけができるということではないようです。
しつけをするときは、飼い主との間に信頼関係が構築されていることが前提となります。
しつけは必ず愛情をもってするようにしてください。
しつけはいつ頃から?
しつけはできるだけ若い時期から始めると覚えるのが早いようです。
6ヶ月から1歳までの雛の時期から始めるのがいいようです。
それ以降でもできないことはないのですが、雛の時期よりもかなり時間がかかってしまうことが多いようです。
鳴き声のしつけ
鳴き声で一番問題になるのは呼び鳴きです。
完全に家に人がいない場合は鳴かないことが多く、いるのに姿が見えない場合、飼い主さんを呼ぶために鳴くようです。
鳥に「人がいなくても安心」「鳴いてもいいことが起こらない」「おしゃべりや音まねをした方がウケる」ということを覚えてもらうと呼び鳴きが少なくなるようです。
鳴き声のしつけの仕方
オカメインコが鳴いても鳴き声があまり外に漏れないように、窓は閉めておきましょう。
オカメインコを部屋に残し、飼い主さんたちは部屋の外へ出ます。
呼び鳴きが始まると思いますが、鳴きやむまでしばらく我慢してください。
だいたい15分程すると、オカメインコも疲れて鳴きやむので、鳴きやんでしばらくしたらオカメインコのいる部屋に入り、優しく声をかけてあげましょう。
しばらくこれを繰り返し、「鳴いても無駄」「鳴かなくても人が来てくれる」ということを覚えてもらいましょう。
また、おしゃべりや音まねを教え、鳴くよりもしゃべる方が飼い主さんが喜んでくれると理解すると、鳴くこと自体が少なくなるようです。
トイレのしつけ
トイレのしつけもある程度ならできるようです。
できると言っても糞を我慢することはできません。
合図をしたときに、糞が出そうならする程度です。
これくらいでもしつけができれば、ケージから出す前に糞をさせて、10~20分程の放鳥の間は糞をしなくなるようにはできるので、飼い主さんも少しは楽になるのではないかと思います。
トイレのしつけ方
まずはオカメインコが糞をしたときに、すぐさま「トイレー」などと合図となる声をかけます。
何度もこれを繰り返します。
しばらく続けたら、今度はオカメインコが糞をした時間を覚えておき、そろそろしそうだな、と思う時間にオカメインコを手に乗せて、ゴミ箱の上などに連れて行きます。
そこで「トイレー」と声をかけます。
最初は合図で糞をしてくれることは少ないと思いますが、もし糞をした場合は思い切り褒めてあげましょう。
根気よく続ければ、ある程度はトイレのタイミングがコントロールできるようになるようです。
まとめ
オカメインコにはある程度しつけができるようです。
しつけをするときは、6カ月から1歳くらいの雛の時期から始めると覚えがいいようです。
ですが、しつけを覚えるのには個体差があり、覚えないからといって怒ることはしないでください。
しつけをしてみて、覚えたらラッキー、くらいの軽い気持ちで覚えさせるようにしましょう。