飼い主さんがオカメインコの爪を切った時に失敗してしまったり、止まり木やケージに爪を引っかけてしまったりして爪から出血をしてしまう場合もあると思います。
急な出血はびっくりしてしまいますよね。
驚いて対処が遅れないように、止血の方法を覚えておきましょう。
オカメインコの爪からの出血
オカメインコの爪には途中まで血管が通っています。
血管が通っている場所を誤って切ってしまったり、折れてしまった場合、爪から出血をしてしまいます。
出血する原因としては、爪切りをしたときに誤って切ってしまう、爪が伸びすぎて止まり木やケージにひっかかり折れてしまう、オカメパニックになりどこかに引っかけて折れてしまう、などがあると思います。
出血量はどれくらいで命の危険に及ぶのか
オカメインコなどの小さい鳥では、5~6滴の出血でも命の危険がある大出血になるようです。
個体によっては2~3滴でも体調を崩してしまうこともあるそうです。
また、玉のようになって落ちる出血は本当に危険な出血なのだそうです。
基本的にオカメインコに輸血はできないので、出血した際は早めに止血をしてあげましょう。
爪の止血の方法
オカメインコの爪の止血の方法にはいくつかあります。
いつ何が起こるのか分からないので、家にどれか一つは準備しておくようにしましょう。
止血パウダー
動物病院などでも使用している止血用の粉です。
出血部に数秒当てることで止血が可能です。
線香や蚊取り線香
止血パウダーがないときに有効な方法です。
爪の出血部に火の付いた線香を、一瞬押し当てることで止血ができます。
火の付いた線香を使用するので、他の場所が火傷しないように十分注意して止血しましょう。
片栗粉や小麦粉
止血パウダーも線香も家にない場合は、片栗粉や小麦粉を出血部に付けることで止血ができます。
ですが、止血パウダーや線香よりも止血に時間がかかります。
まとめ
オカメインコの爪の出血を止血する方法には、止血パウダーを使う、線香や蚊取り線香を使う、片栗粉や小麦粉を使う、という方法があります。
出血量が多かった場合は、出血が止まっていてもあとで傷口が開いたり、ばい菌が入ったりすることもありますので、早めに動物病院へ連れて行くようにしてください。