オカメインコは「インコ」と名前にはついていますが、実はオウム科にあたります。
大きさはオウム科の中で最小、しかも育てやすい!ということもありペットとして人気が高いです。
オウム科のシンボルと言ってもいい、冠羽(かんう)は感情の変化によって様々な姿をみせてくれます。
そんな冠羽についてみていこうと思います。
1週間も冠羽が立ちっぱなし!
ペットショップで購入後、初めて家にやってきたオカメインコ。
しかし、ずっと静かな状態で餌も食べない。
冠羽が立ちっぱなしなうえ、体重も減る一方。
こんな状態になってしまったら調子を崩してしまわないか、心配してしまいますよね。
冠羽が立ちっぱなしの状態のときは、強い緊張状態であったり、おびえている状態にあります。
元々、野生のオカメインコは集団生活をしています。
ペットショップにて暮らしているときは、周りには大勢の仲間がいます。
それが突然自分ひとりになってしまった!という状況に驚き、餌も喉を通らない事態に陥るのです。
元来とても寂しがりやなオカメインコは、一羽でいること自体が大きなストレスになってしまいます。
そのため、慣れるまで冠羽が立ちっぱなしになってしまうのです。
飼い主さんがうろたえていると、オカメインコもいつまでたっても気が静まりませんよ。
まずは飼い主さんが深呼吸して、落ち着いてみましょう!
冠羽が示す、他の感情
冠羽が少し立っているとき
辺りを警戒していたり、なにか不安要素があって落ち着かないときです。
周りを見渡してみて、不安を取り除いてあげましょう。
冠羽が寝ているとき
穏やかで、とてもリラックスできているときです。
遊んで欲しい!など、飼い主さんに甘えてくるときも、冠羽は下がります。
冠羽を寝かせて、身体を左右に動かしているとき
ストレスが溜まっているときです。
ストレスは毛挽き症などの原因にもなりますので、様子をみて周りにストレスの原因になるものがあれば取り除いてあげましょう。
まとめ
今回は、はオカメインコの冠羽について調べてみました。
冠羽の状態によって、気持ちがわかるというのはとても助かりますね。
冠羽についての知識を深めて、オカメインコとのコミュニケーションに繋げてみてはいかがでしょうか。