南国出身のオカメインコにとって、日本の冬は少し厳しいかもしれません。
そこで誰でもお手軽に使うことができる保温グッズが、ヒーターです。
しかし、ヒーターを設置する場所や電気代など気になることがたくさん出てきます。
オカメインコの飼育にヒーターを使用する場合の注意点とは?
初めてオカメインコを冬越しさせる場合は、余計にいろんなことが不安になってきます。
これからヒーターを使う際のポイントについて調べていきたいと思います。
ヒーターの位置によってやけどする可能性やデメリットは?
ヒーターの設置場所は、止まり木のどちらか側に寄せるようにしましょう。
ケージの角に置くのもいいですが、中には隅っこが好きな個体もいますので、よく観察してから設置場所を考えましょう。
ある獣医の話によると、あまりケージ内を暖めすぎると低温やけどだけではなく、次の2つの恐れが生じてしまいます。
まず、病気になった場合に、自らの力で自分の体を保温することが難しくなる点です。
次に、発情や換羽を促すことになってしまい、必要以上に体へ負担をかけてしまうことがあります。
つまり、あまりに可愛がり過ぎてしまうと、オカメインコの体力を奪ってしまう可能性があるのです。
ヒーターとお金!値段や電気代は?40Wも必要なの?
多くの人が使っている、アサヒミニペットヒーターを例に挙げて説明します。
ネット通販でW数によって本体価格は異なりますが、3,000円から4,000円で求めることができます。
40Wのもの1日あたり10時間を使えば、外気温を7度上昇させることができます。
これを仮に30日間使用したとして、電気代を計算すると260円とワンコインでお釣りがもらえます。
住んでいる地域によって違いますが、1日に平均して10時間も使うことはあまりないと思いますから、実際にはもっと安くなります。
同様のヒーター60Wを同じように使っても1ケ月分の電気代は、400円で外気温を10度も上げることができます。
まとめ
ヒーターをケージ内に設置する際は、止まり木の片側に取り付けることをおすすめします。
ケージ内を暖めることは大切ですが、行き過ぎた保温はかえって寿命を縮めてしまうかもしれません。
40Wのヒーターを買い、月に平均10時間使用したとしても、年間で7,000円のコストで抑えることができます。