オカメインコが小さい体で苦しそうに吐いていると、心配になりますよね。
すぐに病院に連れていってあげないと、窒息してしまったりして危険な場合もあります。
では、食べ過ぎで餌を吐くことはあるのでしょうか?
また、メスや雛が吐いてしまうのにはどのような理由があるのでしょうか?
ということで、今回はオカメインコの嘔吐についてまとめました。
食べ過ぎで嘔吐
オカメインコは、いったん“そのう”という場所に食べたものをためて温め、水分を摂取してふやかして胃まで送ります。
ご飯やパンを与えると、そのうの中でカビてしまってそのう炎の原因になってしまいます。
生あくびを頻繁にしていたり、えづく、嘔吐するなどの他に、口臭があったりやたらと水を飲んでいる場合は注意が必要です。
許容量を超えてエサを食べ過ぎてしまった場合、そのうがパンパンになって吐き戻してしまうことがあります。
メスが吐く理由
メスは発情期のあと、雛がいなくても育雛期といって雛を育てているかのような行動を起こすことがあります。
雛にエサを与えるときは一旦体内に取り込んで柔らかくしてから吐き戻すので、一ヶ所にまとめて吐きだします。
病気ではないので安心して良いでしょう。
ただし、発情期の後だったとしても首を左右に振りながら吐き散らかしている場合は病気である可能性が高くなりますので、すぐに病院に連れていってあげましょう。
目の前で吐いているところを見ていなかったとしても、翼や首の後ろ、頭にまで吐いたものがつくので判断は難しくはないでしょう。
雛が吐く理由
雛が吐いてしまう時も、そのう炎である可能性が高いです。
オカメインコはとっても甘えん坊なので、挿し餌を与えたら、与えるだけ食べてしまいます。
もっとちょうだい、と言わんばかりの可愛らしい瞳で見つめてきますが、あとから可哀想なのはオカメインコ本人なので、決まった量だけ与えるようにしましょう。
まとめ
今回はオカメインコが吐く理由についてまとめました。
大抵の場合は発情期かそのう炎なのですが、稀に違う病気が隠れている場合があります。
首を左右に振って吐いているようであれば、なるべく早く病院に連れていってあげましょう。