オカメインコに強制給餌をしていても、吐き戻してしまうことがあります。
薬を混ぜているときは特に不安になってしまいますよね。
しかしなぜ、強制給餌をして吐いてしまうのでしょうか?
ということで今回は、強制給餌のやり方や吐いてしまう理由などについてまとめました。
強制給餌とは?
まずは強制給餌について説明していきます。
強制給餌とは、自分でご飯を食べることが出来ない場合や、弱っているオカメインコに対して強制的に餌を流し込むことをいいます。
挿し餌をする時間がない時にも強制給餌をすることがあります。
食べてくれなくて体重が増えない場合、そのままでは弱ってしまうので強制的に餌を与えるのです。
やり方
強制給餌はチューブを体内に入れていくのですが、慣れてくるとすんなり出来るようになりますが初心者の場合はビクビクしてしまってなかなか出来ないものですよね。
まずは食道の位置をしっかり確認するようにしましょう。
オカメインコの体をタオルでしっかりとくるみ、指3本で頭を押さえ、首をぐーっと伸ばしてあげます。
クチバシを上に向かせたら、脇から出来るだけ奥に入れて飲みこませるようにしましょう。
不安な時は最初は病院で指示してもらうようお願いすると、教えてくれます。
吐く理由
強制給餌が成功しても、吐かれてしまっては意味がないですよね。
体を押さえているとき、思わず手に力が入ってしまっているとお腹が圧迫され、苦しくて吐き戻してしまいます。
また、シリンジは必ず先端を上に向けてデコピンをするようにはじきましょう。
そうすると空気が上がってくるので、ポンプで押し出していきます。
注射器の要領でやると覚えるとわかりやすいですね!
これをしないでそのまま強制給餌してしまうと、そのうに空気が入り込んで膨らんでしまい、苦しくなってしまいます。
最悪の場合破裂してしまう可能性もあるので充分に注意して行うようにしましょう。
まとめ
今回はオカメインコの強制給餌についてまとめました。
やり方を間違えたり強く抑えると吐いてしまうことがあります。
とくにお薬が混ざっている場合は吐いてしまうと意味がありませんので、リラックスして行うようにしましょう。