オカメインコは見た目もとても可愛らしいだけではなく、性格も優しく、人懐っこく甘えたがりの性格をしている個体が多いとされています。
そんな穏やかなオカメインコですが、少し困る点といえば基本的に臆病で怖がりな性格をしているそうなのです。
雛のうちにオカメインコをお迎えした場合には、挿し餌から一人餌への切り替えをする必要があるのですが、臆病な性格が災いして一人餌への切り替えが難しいという問題が起こるようです。
今回は、オカメインコの一人餌への切り替えと、餌を食べない時の方法についてご紹介します。
一人餌の切り替え時期は?
オカメインコの一人餌の切り替え時期としては、生後2ヶ月目程度で切り替えをするといいとされています。
具体的な頃合としては羽が徐々に生え揃い、バタバタと羽ばたく練習をし始めたときが頃合だそうなのです。
しかし、前述の通りオカメインコは基本的に臆病で甘えたがりな性格をしているため難しく、時間がかかることが多いそうですよ。
飼い主の手から直接与えられる挿し餌を卒業することが寂しい、一人餌は乾燥しているのでなんとなく食べることが怖いなどといった理由があるとされています。
食べない時の方法は?
挿し餌から一人餌に切り替える際には、ブリーダーなどと手慣れている人で1週間、遅い場合は半年と時間がかかる場合もあるため、焦らずゆっくりと行うようにしてくださいね。
一人餌を食べない場合は、まずオカメインコの食感の好みを見分けることから始めるといいでしょう。
柔らかいものからサクサクと硬めなものまで様々な種類のものが売られていますので、オカメインコの反応を見つつ好みの食感を感じ取ってみてください。
また、餌をついばんでいる時に思いっきり褒めてみるなど、オカメインコの「褒められたい!」という性格を逆手にとる方法もおすすめです。
どうしても難しい場合は、ブリーダーに数日預けるなど環境を変えてみることもいいそうですよ。
まとめ
今回はオカメインコの一人餌への切り替えと、餌を食べない時の方法についてまとめてみました。
甘えん坊のオカメインコならではの難しい問題ですが、絆を深めるチャンスでもあります。
たくさん褒めてスキンシップをとってあげることで、挿し餌以上の信頼関係を築くきっかけになるといいですね!